簡単に見つけられる♪外皮計算に使われるサッシの熱貫流率は?ドアの熱貫流率は?


サッシの熱貫流率は、ドアの熱貫流率各メーカーによって色々決まっているので、

使用するサッシやドアの熱貫流率をメーカーからダウンロードすれば、外皮計算は簡単にできます。

その方法と、もう一つの方法はJISです。

JISに定められた材料を図面に明記して、外皮計算書にも同じJIS名称を記載して

定められた熱貫流率を使って、外皮計算を行えば

メーカーの添付資料は必要なくなります。

外皮計算プログラム・省エネ計算代行♪面倒な【住宅性能評価】や【住宅性能証明】・【フラット35】のご相談について

熱貫流率がわかる各メーカーの資料は?

LIXILの場合はここからダウンロード

LIXIL サッシ・ドア性能表示データベース(上のデータを出せばこちらは必要ありません)

YKKの場合はここからダウンロード

その他、知りたいメーカーがあった場合は「○○○○ 熱貫流率」で大体HITします。

JIS名称による熱貫流率の場合

建具の種類 ガラスの仕様 中空層の仕様 開口部の熱貫流率W/㎡K
ガスの封入 中空層の厚さ
木製建具または樹脂製建具 2枚以上のガラス表面にLow-E膜を利用したLow-E三層複層ガラス されている 7mm以上 1.60
Low-E三層複層ガラス されている 6mm以上 1.70
されていない 9mm以上 1.70
Low-E複層ガラス されている 12mm以上 1.90
8mm以上12mm未満 2.33
4mm以上8mm未満 2.91
されていない 10mm以上 2.33
5mm以上10mm未満 2.91
遮熱複層ガラス/複層ガラス 10mm以上 2.91
6mm以上10mm未満 3.49
単板ガラス 6.51
木と金属の複合材料製建具または樹脂と金属の複合材料製建具 Low-E複層ガラス されている 16mm以上 2.15
8mm以上16mm未満 2.33
4mm以上8mm未満 3.49
されていない 10mm以上 2.33
5mm以上10mm未満 3.49
遮熱複層ガラス/複層ガラス 10mm以上 3.49
6mm以上10mm未満 4.07
金属製熱遮断構造建具 Low-E複層ガラス されている 8mm以上 2.91
4mm以上8mm未満 3.49
されていない 10mm以上 2.91
6mm以上10mm未満 3.49
遮熱複層ガラス/複層ガラス 10mm以上 3.49
6mm以上10mm未満 4.07
金属製建具 Low-E複層ガラス されている 8mm以上 3.49
4mm以上8mm未満 4.07
されていない 10mm以上 3.49
5mm以上10mm未満 4.07
遮熱複層ガラス/複層ガラス 10mm以上 4.07
4mm以上10mm未満 4.65
単板ガラスを2枚組み合わせたもの 12mm以上 4.07
6mm以上12mm未満 4.65
単板ガラス 6.51

この表の名称を図面と計算書に書いて、熱貫流率を記載すれば大丈夫です。

サッシの場合は、材料が何製なのかがわかれば選べると思います。

たとえば、

「木と金属の複合又は樹脂と金属の複合材料製建具  Low-E 複層ガラス ガス(Gでも可)4mm 以上 8mm 未満 熱貫流率  3.49」といった具合で図面に明記しましょう。

アルミサッシは「金属製」です。複層ガラスの場合は中空層にガスがあるかないかをはっきりと明示しましょう。

日射熱取得率を含めた仕様を図面に記載すると、熱貫流率と日射熱取得率の資料は必要なくなります。

例:

樹脂製建具 Low-E複層 A10mm以上 日射遮蔽型 →熱貫流率2.33、日射熱取得率0.29というのがわかります

※Aはガスの封入無し、Gはアルゴンガス等封入になります。

複層ガラスの仕様で、「厚さ+中空層+厚さ」という記載方法もあります。

あと、裏ワザとして、仕様材がまだ決まっていなかったりする場合は

数値の安全側となる熱貫流率の最大値「6.51」で計算することもできます。(※ホント裏ワザなので、理解されない場合もあります)

ドア等の大部分がガラスで構成されていない開口部の熱貫流率

枠と戸の種類 ガラスの仕様 中空層の仕様 開口部の熱貫流率W/(㎡K)
ガスの封入 中空層の厚さ
枠:木製

戸:木製断熱積層構造

三層複層ガラス 12mm以上 2.33
Low-E複層ガラス 10mm以上 2.33
6mm以上10mm未満 2.91
複層ガラス 10mm以上 2.91
ガラスのないもの 2.33
枠:金属製熱遮断構造

戸:金属製高断熱フラッシュ構造

Low-E複層ガラス されている 12mm以上 1.75
ガラスのないもの 1.75
枠:金属製熱遮断構造、木と金属との複合材料製または樹脂と金属との複合材料

戸:金属製フラッシュ構造

Low-E複層ガラス 10mm以上 2.33
6mm以上10mm未満 2.91
複層ガラス 10mm以上 2.91
ガラスのないもの 2.33
枠:金属製熱遮断構造

戸:金属製フラッシュ構造

Low-E複層ガラス 10mm以上 3.49
複層ガラス 12mm以上 3.49
ガラスのないもの 3.49
枠:指定しない

戸:木製

複層ガラス 4mm以上 4.65
ガラスのないもの 4.65
枠:指定しない

戸:金属製フラッシュ構造

複層ガラス 4mm以上 4.07
ガラスのないもの 4.07
枠:指定しない

戸:金属製ハニカムフラッシュ構造

複層ガラス 4mm以上 4.65
ガラスのないもの 4.65

注 「ガス」とは、アルゴンガスまたは熱伝導率がこれと同等以下のものをいう。

ドアの場合は

「枠:指定しない 戸:金属製フラッシュ構造  複層ガラス 熱貫流率3.49」といった表記です。

これも最大値4.65を使えます。

外皮計算プログラム・省エネ計算代行♪面倒な【住宅性能評価】や【住宅性能証明】・【フラット35】のご相談について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加